日常に川を編み込む

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都市生活において河川などの野生の領域は都市の裏側になりやすく、存在の大きさの割に関係は希薄でそのポテンシャルを引き出せていないことが多い。そこで新たな都市の河川敷のあり方として都市生活と野生の両立する空間を大阪府枚方市の樟葉駅直近の河川敷に提案した。この空間は都市のパブリックスペースとして、人々のレクリエーション、...

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周辺をつなぐ外堀通り〜新たな歴史道〜

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大都市名古屋には、都市化が進むなか今もその始まりを伝える史跡名古屋城があります。 その中でも三之丸外堀は都心に近く、城が機能していた頃は壮大な規模の防御線だったことが分かります。また、昭和期には堀底に物資輸送路として線路、駅が敷設されていた関係から、その痕跡も残った状態で立ち入り禁止の保存整備がされています。 しか...

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土地の記憶と未来

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北海道小樽市にあるこの敷地は以前、貯木水面(木場)であった。現在遊休化しているこの場所に海上公園を設計し、この街で問題となっている観光客の減少を市が提案しているカジノではなく、港湾全体で盛り上がる基盤となる場所を作り解決しようと考えた。この場所では夏には木場という特性から波が少なく、子供や初心者でもカヤックなどのマ...

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交差する風景

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長谷川スタジオと高橋スタジオの合同課題『M project』。1つの公園をランドスケープと建築の学生4人でチームを組み設計を行う。 敷地は目黒区にある目黒区民センター公園。この場所は目黒駅から近く、周辺は住宅街、オフィス街などに囲まれている。公園内には目黒美術館や図書館体育館など様々な施設が存在しており多くの人々に利用される...

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BOAT PARK

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敷地は東京湾に面する日の出埠頭である。 現在この場所は埠頭の機能が移ったことにより鉄道跡地と運河と埠頭が取り残されている場所である。この地域は屋形船やクルーズ船や水上バスの発着所になっており以前から船というもので繋がっていた場所である。 しかし、私はこの残された場所が都市と東京湾という野生の領域を分けるバッファーゾ...

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海岸線沿い群島(Archipelago by the Bay)

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本案の敷地が東京湾日の出埠頭にある。木をたくさん植えた人造の群島で海上ジャングルのような空間を作り、人間と野生動物が共存できる環境を設計するのが目標である。敷地の選択は北側の浜離宮と南側のリンボーブリッジを避け、海上空間がより開放的な日の出埠頭にした。環境分析でまとめた情報により、東京湾運河や埠頭などの生態が林、池...

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NoW Entry

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築地は銀座から徒歩10分と大都市直近でありながら浜離宮庭園に隣接氏、隅田川の河口に面している。そういった場所にある築地の市場がこのたび豊洲に移転することが決まり、場外市場と一部の場内市場は残るものの中心が移動したことで市場としての機能は廃れていくことが考えられる。そこで廃れゆく築地をスクラップアンドビルドではなく、築...

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棲みワケーション

田村アイキャッチ

東京湾に存在する持て余し傾向にある内港の埠頭。日の出埠頭もその一つで敷地の大部分は港湾局の管理のもと立ち入り禁止エリアとなっているが、水上バスやクルーズ船の発着場、モノレール(ゆりかもめ)の駅が存在し、また都心から近く、昼時にはサラリーマンの食堂として賑わいを見せるだけのポテンシャルが備わっている。そこに自然の領域...

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ループ下のサンクチュアリ

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芝浦ー竹芝を繋ぐレインボーブリッジの芝浦ふ頭側にループ状の構造物がある。この東京臨海新交通臨海線と呼ばれるループの上ではモノレールと大型のトラックや一般乗用車が常に走り続けている。そんな非常に巨大な構造体に囲われたこの空間はとても特異な場所だと私は感じた。この特異性を強調する為にただ人が休息するような場所ではない、...

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庭園としての都市

敷地外区

東京の都市構造の原型である江戸のまちは複数の流域を繋いでいて「水の都」と呼ばれていた。しかし現在の東京ではかつての運河などは自動車道路に変わり気持ちの良い空間は少ない。今回の設計では、再び東京を「水の都」として再生し過ごしやすくしようという都市再生計画である。まず扱う水は三つあり、敷地内にある汐留第二ポンプ所が扱う...

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