Works
- Title: Urban Oasis
- Name: 花田 ひなた
- Date: 2018年度設計課題Ⅳ
- Location: 港区六本木7丁目
- Data: この敷地は六本木という都心の中でも好立地にあるにもかかわらず、認知度が低く人々の動線や視線の妨げになっていると感じた。そしてこの敷地に入ると中心には大きなヘリポートがあり、そこは使われていないときは静かで敷地外は車が通る音やイベントの音などの生活音に溢れるという内と外にギャップを感じた。また、敷地内には人工地盤と既存の地形が入り混じっている。それらの点から、グラデーションをコンセプトにして考えていき、人々がこの場所に立ち寄って中に入っていくうちに、体験や景観の変化を楽しむような都心のオアシスとなるような居場所を提案した。このパブリックスペースは様々な動線が組み込まれているため、それに合わせて自然と人工物を感じさせるようにデッキにパブリック空間やプライベート空間になるような変化をつけ、全体に通すことでそこで生まれる体験の質というものを実際に実感することができるように考えた。そして生徒どうの見る見られるの関係性が生じることで、この場所としての認識が都心の新たなハブになるように計画しました。